2024-02-28

在るということ、それぞれの視線

「物の置かれている風景」石田淳一、「視点01」小川真輝
在るということ、それぞれの視線
石田淳一 小川真輝
会期 2024 年3 月21 日(木) ~ 4 月13 日(土)
開廊時間 12:00 ~ 19:00
会期中休廊日 日曜・月曜
オープニングレセプション 3 月21 日 18:00~20:00
会場 一番星画廊
東京都中央区日本橋3-6-9 箔屋町ビル1 階
03-3272-2525
Junichi Ishida Masaki Ogawa
Being in existence, each perspective
March 21~April 13 12:00~19:00
Closed Sunday and Monday
Opening reception March 21, 18:00~20:00
Gallery Ichibanboshi
3-6-9 Nihonbashi, Chuouku, Tokyo, 103-0027, Japan

画家石田淳一さんと写真家小川真輝さんの二人展のご紹介です。石田淳一さんは主に静物を写実技法で描き続けている作家のひとりです。一番星画廊では2020 年から続いている、作家の日常をうつした「ある日」のシリーズや、三宅一樹さんとの二人展「往復書簡」など、度々ご紹介をしています。小川真輝さんは主に雑誌や広告などで活躍中の写真家ですが、小川さんの写真を知る人々から作品を待望されており、今回初めての発表となります。

2020 年の年末のことでした。石田淳一さんの個展「ある日-trace of life-」の会場撮影を小川真輝さんにお願いしたのですが、撮影後のお二人の会話がとても面白かったのを記憶しています。構図、光、表現について絵画と写真についてなど、夜遅くまで話題がつきませんでした。

それぞれ画家と写真家ですが、ともに「身の回りのものを見つめ、うつしとること」を自らの表現としています。画家と写真家の二人展というと、絵画表現と写真表現をいろんな角度から比較したくなってしまいますが、それに加えあの日、お二人がとても楽しそうだった理由、共通する「視線」がみえてくることを願い企画しました。2020 年から石田淳一さんが続けている日常を日記のようにトレースしている「ある日」のシリーズも、今回の展覧会に組み込み展示しております。いろんな角度からお楽しみいただけますと幸いです。

石田淳一
1981 年埼玉県生まれ
2000 年埼玉県立大宮光陵高等学校美術科卒業
2004 年日本大学芸術学部美術学科卒業
2023 年第11 回前田寛治大賞大賞受賞
自分の思い感じることに向き合い、ものを視て描くという行為を追求している
https://junpainting.crayonsite.net
小川真輝
1984 年京都府生まれ
2009 年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了
2014 年カメラマンアシスタントを経て独立
主に雑誌や広告などで、独自の世界観を表現し活躍している
http://ogawamasaki.com
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